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2011.05
03
(Tue)

津和野の旅 

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昨日のあゆぞう車内で聞かされたperfume地獄から解放され、今日は津和野へのんびりと一人旅
晴れわたった石見地方、国道沿いに拡がる棚田は田起こしも終わり田植え前の代掻き作業が始まっていました。益田、萩と続いていく河岸線の遠方まで臨め、翡翠色の海と光り輝く水面と雲一つない青空、石見地方は初夏を迎えたようです。

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浜田市のお隣、益田市の島根県芸術文化センター「グラントワ」に立ち寄り新任学芸員さんにご挨拶。
グラントワは「島根県立石見美術館」と「島根県立いわみ芸術劇場」からなる芸術文化複合施設。施設の中庭広場の水面では女の子が涼をもとめて水浴びを

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現在開催中の「いわさきちひろ展」を見ようと施設内に入ると聖堂のような巨大な図書スペースで音楽コンサートが開催されていました

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松江市出身の絵本作家とシンガーソングライターのデュオ「よしととひうた」。気持ちのよい演奏に子供も大人も大ノリ!! 今後期待の若者です。

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浜田から約一時間、キラリ創刊号の特集地である津和野に到着。あれから7年近くが過ぎ、太鼓谷稲成の鳥居群を見るたび「帰ってきた」との感慨にひたってしまった。

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小京都と形容される津和野は啓蒙運動家・西周や文豪・森鴎外が生まれた城下町。町中に防火用の水路をめぐらして、当時の面影が残る水音の美しい町。なまこ塀の殿町通りと津和野のシンボル堀割を泳ぐ鯉

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本町通り沿いにある津和野カトリック教会は 昭和6年、ドイツ人ヴェケレーによって建てられた珍しい畳敷きの教会。津和野・乙女峠はキリシタン殉教地といても知られ、翌日は乙女峠まつりということで多くの人々が訪れていました。鴎外は終生キリシタン弾圧のことには触れなかったと云われ、西周は確認が取れる日本人最初のフリーメーソンでした

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週末になると今でも「SLやまぐち号」が新山口駅 - 津和野駅間で運行、津和野駅には多くの観光客が一目見ようと集まってきました。

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津和野は萩とセットで訪れる観光客が多く、駅前の貸し自転車屋さんは大繁盛

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石州瓦と白壁が眩しい駅前にある安野光雅美術館。絵本作家の安野光雅先生も津和野出身、毎号キラリの表紙絵も提供していただいています

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昼食は安野先生が帰郷される度に訪れる「古美術喫茶・木の実」のカレーにする。生姜をアクセントにニンニク、タマネギ、リンゴ、牛肉、豚肉をじっくり煮込んだ手作りカレー(700円)。

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開業して40年以上となる店内はご主人が収集された骨董品が陳列されている。

「古美術喫茶・木の実」
津和野町後田口369-4 電話0856-72-0280


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食後のデザートに甘いもの好きの安野さんがよく行く店「みのや」へ行った。津和野駅横にある「みのや」、SLの汽笛に合わせて店舗の屋根から水蒸気が噴射されていました。

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みのやの栗ぜんざい、大の甘党のわたしもこの味に魅せられている一人です。


「みのや」
津和野町後田イ75-1 電話0856-72-1531


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来年は森鴎外生誕百五十周年、本誌でも特集を企画しようと勉強のため森鴎外旧居と隣接する記念館に。質素な造りの旧居とその隣にあるモダンな鴎外記念館。記念館では鴎外の記録がわかりやすく展示してあった


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今回の津和野旅行は今月出雲ロータリークラブでわたしが講演する内容の取材確認。その目的地がこの永明寺。永明寺は応永27年(1420年)に津和野城主吉見頼弘によって創建された島根県最古の禅寺で歴代津和野藩主の菩提寺。森鴎外の墓もこの寺にあります。

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本堂から眺めた津和野名物青野山。安野先生もよく描かれるお山

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皆さん、かの有名な「千姫事件」はご存知でしょうか? 現在放送中の大河ドラマ「江姫」の娘「千姫」と津和野城主「坂崎出羽守」にまつわる不幸な事件です。世の権力者によって史実はいかようにも捏造されてきた歴史、7年前に永明寺方丈夫人に聞いたお話を再確認しようと尋ねたのが今回の旅の目的。
徳川宗家にとって切腹においやったにっくき外様大名「坂崎出羽守」のお墓の下に葵のご紋のさる大名家の墓があるとは? これがどれほどの事か理解できる方はいると思います。
そして不思議なことに真田家家紋の六文銭模様の無縁仏が出羽守のお墓を見守るように背後に残されています。大阪城から救出される千姫を護衛したのが真田家家臣。それ以降も津和野で真田家臣としてあつかった「坂崎出羽守」とその後の藩主「亀井家」。亀井家もお家断然された坂崎出羽守のお墓を残すため「坂井出羽守」と刻まれている。
今では方丈夫人も半身不随ということで仙台に行かれ、この話はわたししか知らないかもしれません。「坂崎出羽守」にとっても「徳川宗家」にとっても美しいお話なので出雲ロータリークラブでお話しようと決めた瞬間、不思議なことに風もないのに新緑の楓が降りそそいできました。

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