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2010.11
30
(Tue)

桜クレパスと佐武林蔵 

長らく東京で生活していたため、時たま関東風の味付けが食べたくなります
今日の昼食は米子市東倉吉町の「林そば店」
ここは旧加茂川沿いの商店街の北端に位置し、創業90年になる老舗そば店

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今なお昭和の佇まいが色濃く残る外観、20名ほどで満席になる小作りな「林そば店」

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そば店なのだが、注文するのは「天ぷらうどん」とおにぎり。さば節の旨みがきいている関東風のかけ汁、色は黒いが見た目ほど塩辛くなく食べやすい。このダシ汁とやわらかめのうどんの組み合わせがわたしの好み。菜種油で揚げたイカ天とダシ汁が絶妙である! 

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今日のお題は「桜クレパス」
わたしの幼少期、クレパスは思い出深い画材であり大好きなお菓子? あのオイルの香りが大好きでなめているような変わった子供でした。襖に落書きをしては両親に怒られ、成人してからもイラスト画、デザインにも欠かせない画材の一つになっています。

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「桜クレパス」の創業者が鳥取県日南町出身の「佐武林蔵」ということをご存じでしたか? 日南町とは島根県、広島県、岡山県との県境を接する鳥取県西南端。林蔵は中国山脈にある小さな集落、福栄村(現日南町豊栄)で明治19年に生まれました。

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福栄村は戦中、作家・井上靖も家族を疎開させた地であり、農業とたたら製鉄に携わる人々によって開かれたのどかな高原地帯。神福、福塚、豊栄、福栄神社・・・等、福をもたらせるような地名がこのあたりにはたくさんあります。

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上は林蔵生家横に築かれた旧記念館。今では下の日南町美術館に佐武コレクションとして寄託されている。

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明治40年東京高等師範学校英語科を卒業後、数々の中学校教師をへて大正5年、成城中学校(現成城学園)の英語教師として採用されます。当時の沢柳政太郎校長は注目される新教育を次々と実践し、林蔵と共に図画教育では自由画に重きをおき、全国に先駆けてクレヨン画を盛んに描かせていました。その後、林蔵の身内や同郷人と共に自身の東京の自宅を営業所としてクレヨン製造販売業をはじめ、教育改革への強い思いを決して学園を退き、本事業に専念することになります。
大正10年「日本クレィヨン商会」を設立、長野県にある画家・山本鼎にクレヨン普及と品質の指導を仰ぎます。山本鼎は自由画教育運動の先駆者であり、クレヨンを日本の児童画が普及させた人物。その宣伝普及効果でクレヨン事業を大きく発展させることとなりました。
大正14年、林蔵はクレヨンにさらなる改良を加え、重ね塗りによる混色ができ、画面に定着できる画期的な新画材「クレパス」の開発に成功、クレパス本舗株式会社桜商会(現株式会社桜クレパス)の基礎を築きました。

次回は日南町美術館で見つけた素敵な画家を紹介します

2010.11
30
(Tue)

奥出雲町「八川そば」 

新ソバの季節になると遠出をしてまで食べに行く「八川そば」
「八川そば」は島根県仁多郡奥出雲町八川にあります

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その店は国道314号線沿い、トロッコ列車で有名な木次線八川駅前にあり

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平日の昼食前から行列ができ、今日は20分程待って店内のテーブル席に案内していただきましたが、週末になると県外客も多く軽く1時間は待つ覚悟が必要。

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お目当てはこの「さいごそば」
熱々の釜揚げそばに、ゼンマイ、ワラビ、山椒、ワサビなどの山菜、山芋、きんぴらゴボウをトッピングした店主のオリジナル料理

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少し甘めの濃厚なそばつゆに新鮮な山菜の煮染め、それぞれの素材の味に山椒がアクセントになっている。ほっこりと暖まり、ふるさとの素朴な味を大切にした一品。腹に余裕があれば「麦めしおにぎり」もオススメ! 全国ブランドとなった仁多米に麦を一割混ぜることでより米の甘さがひきたつという。

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ヤマタノオロチ神話ゆかりの斐伊川に沿って中国山地に向かうJR木次線。その沿線の大自然の中を駆け抜けるトロッコ列車「奥出雲おろち号」は、窓の部分が大きく取り払われて春から秋にかけて週末運営されます。新緑から紅葉の季節まで、中国山地の雄大な景色を満喫することができます。

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