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2013.04
22
(Mon)

「おかげ」同窓会 

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島根県庁&鳥取県庁職員とキラリ編集部が3年前に共同で制作したロハス・マガジン「おかげ」。その同窓会が先週末、松江で行われました。僕にはいろいろと苦手のものがありますが、中でもパーティーと称するものには「すみません」といって一切お断りしています。けれどこの同窓会は別。通常業務外での作業で手当もつかない、単純に「雑誌が作りたい」との一念だけで様々な両県庁部署から集まった精鋭職員さん。読者層を想定し、雑誌名を考え、企画、取材、文章作成と過酷なスケジュールのもと作り上げた一冊。皆、いい表情していますね! 彼らがいるかぎり山陰は大丈夫! だよね?

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皆の熱い気持ちに神様が答えてくれたのか「おかげ」は既に完売。当社でも2冊しか在庫がない貴重な雑誌です!

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2013.04
16
(Tue)

森鷗外特集番外編 

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「森鷗外」特集で紹介しきれなかった興味深いお話を紹介します。
皆さまが、不断おめでたい字なんだろうというぐらいの気持ちで使っている『正』という漢字、辞典でも「規範や規準に対して乱れたところがない」などと解説されていますが。。。
死期を予感した鷗外が晩年最後に打ち込んだのが『元号考』執筆。元号とは、皇位の継承があつた場合、内閣が政令で定める年号(明治、大正、昭和、平成とか)のこと。山県有朋の信頼が厚かった鷗外は陸軍軍医総監を辞した後、大正6年に宮内省室博物館総長兼図書頭に任ぜられます。「明治」「大正」の元号について否定的な見解を示していた鷗外は、中国では『正』の字を年号に使うことを避けていたということを調べあげる。
『一而(イチニシテ)止ル』
『正』の字をつけ滅びた例を一々挙げ、「不調べの至と存候」と吐き捨てるように書き付けている鷗外は、病魔に冒され死期迫る中、鬼気人に迫る姿で『元号考』執筆に取組み未刊のまま大正11年7月に永眠します。その後、図書寮部下の吉田増蔵に元号考完成を託し、次代の元号となる『昭和』を吉田が考案します。

常に国家の未来を考え続けた鷗外。鷗外は「かのように」という小説で「祖先の霊があるかのように背後を顧みて、祖先崇拝をして、義務があるかのように、徳義の道を踏んで、前途に光明を見て進んでいく」「かのようにを尊敬する、僕の立場より外に、立場はない」と書いています。この鷗外の思いは、未来を模索するためには、過去を正確に考証し、人として守るべき自身の信念にもとづき、かのように行動していくことと個人的に理解している。
近代日本の最高峰の知性が思案を重ねて到達した地点であると作家の猪瀬直樹さんは伝えていますが、猪瀬さんの著書「天皇の影法師」でこれらのことが紹介されていますので、興味のある方は読んでみてください。

2012.04
13
(Fri)

花見 

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桜の開花に合わせて発行できたキラリ春号。今日は本誌始まって初となる花見、スタッフ一同で安来節で知られる安来公園に行ってきました。あいにくいまにも泣きだしそうな空模様

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見事なしだれ桜のお出迎え。ひと ひら ふた ひら色を重ねた花びら舞い散る桜の絨毯が我らを導いてくれました

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わたし自身、加齢のことを気にしたことがなかったけれど、新人エフの「創刊号の時と今では別人のようですよ!」の一言が胸にグサッと突き刺さった。ここの皆さんもそういうことなのであろうか? わたしにはいろいろと苦手なものがあるけれど、中でもパーティーと称されるのもには「すみません!」と言って殆ど顔をだしません。しかし、花見と同窓会は年に一度くらいならいいな~と、これも加齢と関係があるのかな?! 

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本日の行楽弁当は安来市の「お食事処うえだ」の地産地消弁当。旬の野菜を盛り込んだこのお弁当は山陰初となる農林水産省で表彰された品

「お食事処うえだ」
安来市安来町大市場1643 電話0854-22-2148

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本日一番の味、「ヤコブの杖」のキッシュ。フランス産クリームチーズがマッタリと蕩ける優しい味は赤ワインと絶妙な相性。今晩のおかずに残りのモノは全てわたしのお持ち帰りとさせていただきました。オススメですよ!

「ヤコブの杖」
鳥取県日野郡江府町佐川295 電話0859-75-3164


2012.03
08
(Thu)

同窓会と至福のチャンポン 

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新年になってすっかりとご無沙汰してしまい、又、何かあったんじゃないかとご心配かけたかもしれませんね? 今年から神(親)のお告げなのか初夢の影響なのか心を改め村の行事に初めて顔をだしました。週末はとんど祭、夜型のわたしが奇跡的に早起きを試みて行ってきました。早朝の空気はこんなにも気持ちよいものなんですね!

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ただでさえ少ない人間関係のわたし、新参者の登竜門、どこの誰だ!誰だ!と値札を見定めるように参列者から品定めをされながらのご挨拶。とっても恥ずかしいおもいをしながら酒を酌み交わすと、不思議なことに心が打ち解けて仲間の末席にはいることに。友人が言っていた「公園デビュー」とは、こんなおもいなのかな? 皆さん、大変なんですね! 翌日、村のお偉いさんがわが家にやってきて「X、今年は体育副委員をやってもらうよ!」と一方的に役を仰せつかるはめに、大変な一年になりそうです

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友人から「●月●日空いてる?●●で飲もうよ!」これだけの連絡で暇をもてあましていたわたしがひょこひょことでかけた先は、四半世紀ぶりの同窓会でした。誰か知らないおじさんに「X」と呼ばれても、一瞬どこか知らない世界に迷い込んだようにオロオロするばかり。白髪混じりのおっちゃんや禿げあがった後頭部のおっちゃんたちを焦点をあわせるようにじ~っと眺めていると、霞が少しずつ晴れるように30年以上前の記憶が蘇ってきました。不思議とそれからは小中学生次代にタイムスリップしたかのような夢心地で級友と語らいはじめました。同窓会というもはよいものですね! 皆さん。あいにく初恋の女性は来てなかったのですが、予想だにしていなかった方が素敵な女性に大変身(失礼!)、「幸運な旦那はどんなやつなんだろう! いいな~」と一人でニヤニヤ想像しながら、お気に入りのジャズ・レコードを聴いているように心地よく時間が過ぎていきました

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深夜2時、大盛り上がりで二次会も終わり向かった先は米子市角盤町にある中華料理「桃園」。深酒後の〆に必ず立ち寄るお店。こんなことをしてると確実に「トド体型」に様変わりますよね! すでになってるか。。。

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桃園のチャンポンはわたしがこよなく愛する至福の味。どうです! この黄金麺。ピーナッツから採れる植物精油を使用しているので油ぽっくなく上品な味に仕上がっています。時々、わけもなく理不尽に食べたくなる桃園のチャンポン、一食する価値があるとわたしは思いますよ

「桃園」
米子市角盤町2丁目58 電話0859-33-1675



2012.03
04
(Sun)

お知らせ 

本誌プロデューサーの成相脩さんが2月29日に逝去されました。享年64歳。
故人のご冥福をお祈りし、謹んでご報告申し上げます。

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誰もいなくなった会場でぼんやりと遺影を眺めていると流れゆく雲のように在りし日の光景が蘇ってきました。ゼロから何かを生みだすということが難しくなった今の時代、成相さんは新たな道を切り開くことを無償の喜びとする方でありました。わたしがキラリを創刊しようと長年離れていた故郷に帰り手探りで山陰を訪ね歩いていた時分、あの少年のような好奇心を胸に秘め、人懐っこい笑顔でわたしの前に現れた成相さん。「面白いね!」の一言から我らのキラリ・プロジェクトがスタートしました。創刊から今年で八年目。ここまで生き延びてこられたのもあなたのおかげです。ちなみに隣の男性はわたしではありませんので!

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わが家から車で数分のところにある植田正治写真美術館。本誌に携わるまでは建築プロデューサーとして活躍されていた成相さん。建築家高松伸氏設計のこの建物も代表作の一つ。

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本誌でもお馴染みの古民家プロジェクトは、朽ち果てようとしている多くの古民家を「もったいない」の気持ちから生まれた成相さんのライフワーク事業。古民家を残すことはひとえに活用することであると事業はフランス、エチオピアなど海外へ移築し日本建築の伝承活動から古民家のリフォーム相談、商業施設への利活用と多岐にわたる。写真はフランスに移築した古民家の竣工式の様子と竣工前日まで自ら職人さんとなり作業を手伝う成相さん

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フランスへの古民家移築は身銭を切ってまで成し遂げた長きにわたる難産事業。施主であるヴィトラデザイン・ミュージアムの館長や多くのフランス人関係者に対して日本建築の素晴らしさを講演する成相さんはこうした文化交流を通して現地スタッフと信頼関係を築いていった。

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古き伝統文化が残る我が故郷、山陰。この故郷の景観を後世に残していくためにも古民家を守ることが我々の義務であると伝えている成相さん。彼が書き下ろした「古民家のひとりごと」は、「古民家という恋に落ちたひとりの男の恋文集でもある」と建築家高松伸氏が例えている本。特に「フランスへの古民家移築」という魅力だけに取り憑かれた仲間たちの裏切りに始まり事業の頓挫、成相さんひとりだけでの活動から救世主の出現と古民家フランス移築に関わった大人たちの人間模様が楽しめる一冊。わたしからもオススメできる書籍です!
発行・ハーベスト出版 お問い合わせ:0852-36-9059

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交渉ごとが大の苦手で性格的に難のあるわたし。本にとって大事な読者のために、ベストな内容を毎号提供しようと編集作業が始まると穴蔵に引きこもり人前にでなくなるわたしに変わって本誌スポークスマン役から広告営業、キラリ・プロジェクトの計画実現など多岐にわたって活動していただいた成相さん。魂がふれあった感謝の言葉がみつけることができません。あれこれ難しい能書きは書けませんが、これからもわたしの眼を通して新たな道を切り開いていく様を見ることができるでしょう。心からありがとうと伝えたい。そして何時の日かどこかの縁側で茶菓子でもつつきながら語らい合いましょう。











2011.12
27
(Tue)

智頭「樹里のナポリタン」 

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今年も残り二日となりました。大晦日まで慌ただしく配送していた昨年と違い、本誌忘年会も滞りなくおこなうことができました。大山の天上界住人のアメンボは冬ごもり、当社もしばし冬眠とさせていただきます。

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今日はわたしがこよなく愛するとっておきのお店をご紹介させていただきます。何かと御用をつくって鳥取県智頭町にでかけるわたしの本当のお目当ては智頭駅近くにある喫茶店「樹里」の鉄板ナポリタンを食べること。最近ではめっきり数の少なくなった懐かしい昔ながらの喫茶店の味が楽しめるお店です

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昭和40年代の喫茶店全盛期に開店した樹里。文化好きの店主姉妹の趣向が反映した店内はゆったりとくつろげます。クラシカルなカウンター奥の厨房からジュワ~と心地よいサウンドが聞こえてきました。待つこと10分、パチパチと音をたてて運ばれてきた鉄板ナポリタン、トマトケチャップと麵が焼けたほのかな薫りが食欲をそそります

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粉チーズとタバスコを多めにふりかけ、生卵をかき混ぜて鉄板の余熱で半熟に蒸し上げてから食べるのがわたし流。カットトマトとトマトピューレを加えた特性トマトソースの酸味と卵の甘み、その中にタバスコの辛味が加わってまるで至福三兄弟。一月に一度、家族で洋食を食べに行くことを楽しみにしていた幼少年期、その時に食べたナポリタンを思い出しながら食べているわたしの至福顔は誰にも見られたくはありません。
こじゃれた今時のカフェと違い、喫茶店は昭和の若者文化のシンボル。コーヒー一杯でスポーツ新聞や週刊誌を読みあさり、時間つぶしからデートまで利用は様々。そんな喫茶店も年々少なくなる一方です。寂しいですね、本当に。世界食味遺産というのがあるのかないのかわたしは知りませんが、「昭和の愛すべき遺産を一人でも多くの人に味わってほしい!」 と、本誌では怖くて書けないので、このブログだけに紹介させていただきます。一食の価値があるとわたしは思いますよ!!


「樹里」
鳥取県八頭郡智頭町智頭1820 電話0858-75-0080

2011.12
25
(Sun)

智頭「森のようちえん」 

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皆さま merry christmas!

昨夜からゴロゴロ、ゴロゴロと雪おろしの雷さまが激しく鳴り響いた山陰地方、冷蔵庫のような底冷えした朝をむかえると一面雪景色となっていました。ほ~寒~!!

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おかげさまで冬号の評判もよいようで、発売一週間でこの部屋一杯に山積みとなった本誌在庫もなくなってきました。出版不況といわれる今日この頃、本誌発行から7年がすぎ、これもひとえに皆さまがたのおかげだと思っております。この場を借りてお礼申し上げます

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すでにわたしの脳みそは来年春号に切り替わり、取材も始めております。この日の取材先は因幡地方の智頭。鳥取市から千代川を南下し車で30分、杉の町「智頭宿」に到着。目的地は智頭宿から千代川をさらに南下、ナビも携帯もつながらない岡山との県境へ。それでも人里が数件でも見えると心をほっとさせてくれますが、家々が見えなくなると急に不安になってくる小心者のわたし

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説明によると、不安になってもさらに不安になっても勇気をもって山道をすすんでくださいとのこと。杉林を走っていると建築家藤森照信風のツリーハウスが見えてきました

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米子から車で3時間、目的地のむれあいの夢来キャンプ場に到着。本日は智頭町の森をフィールド9箇所を拠点に活動している「森のようちえん・まるたんぼう」の取材。キャンプ場から園児の元気な声が聞こえてきました

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1950年代中頃にデンマークの一人のお母さんが森の中で子供たちを保育したのがきっかけとなって北欧を中心に少しずつ世界に広がっていった「森のようちえん」。そのスタイルをめざし、「森のようちえん・まるたんぼう」は智頭の豊かな自然をフィールドに森の中で自由に遊ばせ、自主性を育て上げようと3年前に設立された特定非営利活動法人の幼稚園です

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雪が落ちてきそうな肌寒いこの日は親子会。お外で大人たちに混じって昼食作りを楽しむ園児たちは、雨だろうと雪が降ろうとお外がフィールドの基本。ピラミッド型の屋根の中でぬくぬくと議論をしている大人たちに見せてあげたですね! 寒空の下でお話しすれば昼寝をすることもないだろうし、だらだらすることもなくなり少しは前向きのお話ができると思うのですが

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この日のメニューは化学調味料を一切使用していない玄米ご飯と野菜タップリの味噌汁

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食後は、また遊びに夢中になる子供たち。水たまりを見つけ、はんケツをだしながら水路作りを始める子どもたち。以外と無心になれて楽しいこの遊び、わたしもよくやりました! 皆さんもやってみませんか?

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川の楽しさや恐ろしさも遊びから自然と学んでいった古き時代、いまでは川遊びをする子どもたちを見ることがなくなりました。まるたんぼうの子どもたちは、教科書や大人の言葉でなく、大自然の声から、様々な遊びから学びを得ているようです。これから雪深くなる智頭、それでも子どもたちは雪の到来を待ち望んでいるとのことでした。新年、また取材に訪れたいと思います。雪と戯れている子どもたちから、わたしたち大人が学べる何かがあるはずです








2011.12
14
(Wed)

境港「新来軒」 

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本誌冬号が校了となりました。あなぐらにこもって一ヶ月、ただでさえアタマのよくない脳みそを絞りに絞りきって、一滴の言葉とアイデアをひねりだす。そんな生活からわたしの脳みそが形状記憶合金製のシャツのように「びよ~~ん!」と頭がすかっと抜けてカモシカのように地上から10mは飛び跳ねたくなる喜び、おわかりになっていただけますか。小春日ののどかさについ浮き浮き、印刷所から車で数分のところにある砂浜にむかい、「お・わ・っ・た~~!」と心の雄叫びをあげる。あ~23度目ですね

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今日ぐらいはささやかな自分へのご褒美に境港市にある中華料理「新来軒」に向かう。タマゴだ~い好きなわたしが自己規制をかけているこの店には悪魔的な美味しさの「エビ玉子とじごはん」がある

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主治医からも食生活の問題を指摘されはじめ見ため的にも危なくなってきたこの頃、自ら規制をしてしまったお店。週二で食べていた頃、一ヶ月に5キロも激太りのメタボ体型に急変。しかしこの艶やかな「エビ玉子とじごはん」を見よ! 芸術的に美しい(850円) 

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一皿5~6個?のタマゴと数十個のぷりぷりのエビの旨みがトロトロに中華スープととけあって至福の味に。「ああ、うまいなあ、明日も食べたいな」と欲望がメラメラと穴蔵から顔を出してきました。よわったな、どうしよう!!

「新来軒」
鳥取県境港市清水町781 電話0859-44-2423
2011.12
10
(Sat)
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ゴロゴロ~と地響きを立てて激しい雷とともにやってきた寒冷前線。真冬の到来を告げるかのように初雪となった今朝方からシャーベット状のミゾレが降る冷たい一日となりました。編集の佳境をむかえ、決して許容範囲が高性能というわけではないわたしの脳みそは完璧なオーバーヒート。調度よい熱冷ましとなりました

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今日のお題は「ぎりぎり取材」。わたしのこだわりと申しますか、単なるわがままだとスタッフからは思われている締切の限界を超えたぎりぎりの取材が毎号発生します。そしてとばっちりを受けるカメラマンさんはそら大変。そんな戦々恐々としている最中、おはちがまわってきたのが今回は萱野君。寒風吹きさらす朝方から二人が向かった先は冬号特集地の松江。要領が悪くてごめんなさいね

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民家の屋上に登らされ某高校を撮影させられるや、小学校では「へんなおっちゃんたちがいる」と子どもたちに絡まれながら撮影させられる萱野君はとっても好青年。わたしとちがって人間ができている彼は「このおっさん、何考えての~?」と怪訝な顔ひとつみせないし文句もいいません。皆さん、決して怪しい盗撮をしているのではありませんよ~ あしからず

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今日の昼食は松江市南田町の住宅街の一角にある「ふの食堂」。町の食堂として40年近く地元で愛されている老舗店。昼間は食堂として営業し夜は居酒屋に様変わりするようです

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洋食メニューも充実している「ふの食堂」。デミの照り加減といい、まん丸と太った見ための完成度も高く、美しい仕上がりの人気のオムライスは680円。

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薄焼き玉子に包まれたシンプルなケチャップライスに自家製デミグラスソースがたっぷりと。一口パク! なるほど。コッテリではないマッタリとした風味の独特のデミグラスソース。歴史を感じさせる味覚というか、深みのある旨みにコクがあっさりとしている感じで初体験の味ですが美味い! 是非、ご賞味あれ!!

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お隣のお客さんがオーダーしていたカツ丼。カウンター内の厨房でカラッと揚げ上がったカツをカットする店主。「サック、サック」とキレのある心地よいサウンドに心を奪われ、ついつい欲望に負けて注文してしまった。大丈夫かな、こんな食生活を送ってて?

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卵とじカツ丼(680円)。一般的なカツ丼は、玉ねぎとトンカツを割り下で煮て溶き卵でとじたものですが、この店はカツを煮ず、丼飯の上に揚げ上がったカツを乗せ、その上から溶き玉子で閉じる様式です。フワフワ、トロトロの卵とじ。わたしには少々脂身が多いいかな?と感じたカツですが、美味い! 萱野君共々満足の昼食でした

「お食事処 ふの」
島根県松江市南田町120-1 電話0852-22-2854




2011.12
07
(Wed)

米子「苑」の昼ごはん 

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わたしが数十年前に通った中学校から眺めた大山。厚い雲に覆われアメンボが暮らす天上界もそろそろ冬ごもりでしょうか? 動植物たちも眠りにはいり、シ~ンとした誰もいない校舎は何となく寂寥感が漂ってきますね

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色づいた銀杏も木枯らしとともに落葉、わたしの足下には一面本誌原稿が山となっています。あ~〆切りが。。。

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このところ続いた脂ぽい食事、さすがに胃袋に暮らす腹ぺこ君も「たまには草を食べてくれ!」と指令をだしてきました。そういうことで誰にも教えたくないとっておきの食事処「苑」に向かいました。ブログでは度々登場しているわが家からほど近い食事処。山小屋のように可愛らしい風情ある外観、世間の喧騒とは別次元にひっそりとわたしの到来を待ちかねてくれていました?? 心地よい静けさの中、大山と風流な山野草を愛でながらお食事を楽しめる「苑のお昼ごはん」は至福の一時を与えてくれます

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今日のお昼ごはんは、13種のお漬物、白和え、豚角煮、胡麻豆腐、煮豆、煮物、豆乳汁、だし巻、揚げ物で1300円。久土で炊いたご飯に油揚げの豆乳汁はあっさりとした素朴な味。不摂生な脂づけの食生活に一幅の清涼剤のように身体に染みわたっていくようです。「ああ、うまいなあ」と締切も忘れさせてくれるますね

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お漬物は全て店主の手作りだそうです。その中で初めて登場した柚子風味の麦味噌はさらっとした甘みと独特の香りが引きたったほっとさせてくれるお味でした





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Author: さんいんキラリ
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お世話係は
’アメンボ ’がしています。
よろしくおねがいします。

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